HAGIの木造工場・倉庫
今までの“常識”が、変わる。
工場・倉庫に「木造」という選択肢
その先へ広がる可能性、木造だから叶う企業価値がある。倉庫や工場のような頑強で大規模の建築物を建設するのには、当たり前の鉄骨造。しかし構造設計や技術が進化したことで、大規模な工場などにも木造建築が可能になり、環境やコスト面からも大きなメリットがあります。
木造工法の一つ、2✕4（ツーバイフォー）によって、鉄骨造と同レベルの強度や大空間を実現。優れた機能性と木造のメリットを活かし、SDGsにも貢献するこれまでの概念を覆す「木造」の価値が注目を集めています。
木造だから実現できる4つのメリット
コストダウンが可能
建築コストから比較しても、木造には鉄骨造よりも価格を抑えやすいメリットがあります。2021年に国土交通省が実施した統計調査によれば1㎡あたりの構造別の工事費用は木造が最も低く、また総重量を軽くできるため、基礎への負担が少なく、基礎工事の費用も抑えられます。工場の場合で鉄骨と比較すると、2～3割のコストダウンができます。日本は鉱物資源の多くを輸入に依存していて、世界規模の需要の拡大による供給不足で、鉄骨の価格は急激な高騰が続いていて、建築コストの増加が予想されています。
工期の短縮が実現
木造は軽量のため、地盤が緩い地域でも建築が可能になり、基礎工事や地盤改良の工期が短縮でき、完成までの期間が大幅に短くなります。
契約から開業までの期間短縮が実現できるため、企業として事業拡大や資金繰りも計画的に進められます。
- 実例１
- ２階建て工場／延べ床面積2,570㎡、着工から約6ヶ月で竣工、LVLトラス構造＋2✕4工法で最大スパン25mの大空間
- 実例 2
- 平屋建て倉庫／延べ床面積492㎡、着工から3ヶ月で竣工
設計自由度の対応力
工場や倉庫と言ってもその用途は様々です。木造建築は、鉄骨と同等の大空間が施工でき、きめ細かい解決策を提供できるのも強みです。
従来の木造梁は、柱で建物の重さを支えるため無柱では5.4mスパンが限界でしたが、単板積層材（LVL）トラスを使うことで最大35mスパンまで施工でき、大空間が必要な工場や倉庫の建設が可能。構造計算で安全性を確保しているので、建物の強度も確保しています。二階建てや平屋など構造によって耐震性や耐火性を確保しながら開口部を設計でき、自由度や細かいオーダーにも対応。ハギホームならではの技術とノウハウで従来になかった木造建築を叶えます。
人にも環境にも優しい
これからの時代の建物には、SDGsに配慮した事業の継続が、欠かせない課題です。木材を活用することは、森林の持続的な管理にも役立ち、建設時のCO2の排出量を減らし、脱炭素社会の実現に貢献できます。また大気中のCO2を固定し、解体後も再利用が可能です。
木造建築は、断熱性が高いので冬は寒くて夏は暑い鉄骨造とは異なり、調湿効果が期待でき、労働環境の向上にもつながります。製造物や精密機器の品質保持や管理にも安心です。
